2015年7月28日火曜日

米飴作ってみました

米飴が簡単に作れるという話を聞いてさっそくやってみました♪

材料は
・もち米
・モルトパウダー(麦芽)

お米から飴ができる原理は、麦芽中のアミラーゼ(酵素)がお米のでんぷんを

分解してデキストリンやマルトースに分解することで甘味を発生させる。

マルトースは二糖類で、単糖類のグルコースよりもマイルドな甘さ。

それも消化液中のアミラーゼによってグルコースにまで分解され、ゆるやかに

消化されてゆく優しい甘味料。



そんなことはさておき、製造工程はこんな感じ。

★炊いたもち米を60℃以下に冷ましモルトパウダーを加える


↓すぐにシャバシャバと水分が出てきた


★50~60度で5時間以上保温


↓さらに水分が出てきてこんな感じ。


★布巾で絞ってこす。


↓絞った液体は白っぽくサラサラの状態。

★これをはちみつ状になるまで煮詰める。




↓煮詰めて糖度測定してみると74%。

 結構甘いけど買ってきた米飴(80%前後)にはおよばないので

 もう少し煮詰めてみた。

↓81%に達したのでココで完成としました。


瓶に詰めてラベルを貼ってみた。

お味は香ばしくてとてもシンプルで美味しいです。

作り方も材料もとてもシンプルなので次回から自分で作っちゃおう!





2015年7月10日金曜日

甘麹と米粉のシフォン

実家にシフォンの型があったのでシフォンケーキを焼いてみました。

一つ目は黒米の米粉、黒米の甘麹、炊いた黒米の粒入りという黒米づくし。

なんとも贅沢なシフォンケーキです。




2つ目はバナナと白甘麹の米粉シフォン。

甘味の半分以上は甘麹です。こちらもしっとりフワフワに仕上がりました。

              




切り分けてお皿の上に置いておいたらいつの間にかペロリとなくなっていて

後で母から「シフォンケーキ食べ過ぎた~!!。」とクレームをいただきました。

いくらあっさりしてるからといって食べ過ぎれば胸焼けするし太るってば・・・。

シフォンケーキってヘルシーなイメージがあるけど、まぁレシピしだいでしょうか。

しいて言えば、

・バターではなくサラダ油(エネルギー的には同じ)

・体積が普通のスポンジケーキよりやや多い分、体積あたりのエネルギーは低い。

という感じでしょうか?

今度作るときは油の量を減らしてみようと思います。

2015年7月8日水曜日

そうだ、作ってみよう! タイガーバーム

前から作ってみたいな~と思いながら重い腰が上がらなかった”タイガーバーム”

ついに作ってみたよ。


タイガーバームの成分ってネットで調べるとこんな感じ。

(100g中)
成分分量
d-カンフル24.9g
ハッカ油15.9g
ユーカリ油12.9g
L-メントール8.0g
チョウジ油1.5g
添加物:ワセリン、パラフィン

で、用意したのが以下の材料。

・天然くすのき樟脳…dカンフル
・天然ハッカ油
・ユーカリ精油
・クローブ精油…チョウジ油
・ベビー用ワセリン(パラフィンフリー)
・蜜蝋(硬さ調整)

今回はLメントールはハッカ油の主成分なので省略。

タイガーバームってネットの成分を見ても有効成分が60%以上も入っている。

これは、国内のアロマ系の協会の基準からするとかなり高濃度。

精油を同量のキャリアオイルで薄めて使うくらい高濃度ではないか…。

これって日本のアロマ基準が低すぎるのか?タイガーバームが高刺激過ぎるのか?!

海外のアロマ基準では精油を直接塗布なんて事例もあるので、まぁ、大丈夫だったり

するのかもしれませんけど…。




そんなこんなで完成したSawan Tiger Balmの使い心地は…

マイルドでした。

これだったらメントール追加してもいいかも。

そして、好きな香りを追加してネーミングもタイガーじゃなくてキャットにして

みようかな~。


TGGヨーグルト~ふつうの玄米編~

黒米のTGGヨーグルトに引き続きふつうの玄米でも作ってみました!

前回と同様10gの玄米に浸るくらいの豆乳(前回より控えめ)を加え37度で加温。

5時間後には写真のように固まりました。

前回と違ってブツブツ分離していません。


そこに同量の豆乳を加えさらに加温。
固まったところでこれを種菌とし、別容器に保存。大さじ1程度を取りこれを400ml
程度の豆乳で常温培養。


半日もしないうちに固まりました。(早い!)

お疲れ様でした。⇒クールダウン


翌朝、試食してみました!

とてもクリーミー。


酸味は普通のヨーグルトに比べ控えめ。

今まで食べた豆乳ヨーグルトの中では一番マイルドなお味。

けど個人的にはもう少し酸味がピリピリしてる方が好きかも~。

次回は培養時間を伸ばしてみてもいいかも。



最近かなりヒマで作ってみた豆乳ヨーグルトでしたが、これってメチャメチャ

美味しいものでもない。(←作り手が悪いのか?!)

マクロビやってる人や乳製品を食べられない人にとっては画期的な食べ物

なのかもしれないけど、牛乳も結構好きな私にとっては、やっぱりふつーの

ヨーグルトの お味には適わんのでした・・・。

2015年7月6日月曜日

TGGヨーグルト~黒米編~

マクロビを習い始めて度々登場するのが豆乳ヨーグルト。

先生や知人に種菌を頂いて何度が製造をこころみたことはありましたが、私の性格上

生き物を扱うということで長続きはせず、(←植物をからしてしまうタイプ)

また、以前学校で学んだ微生物学、食品衛生学の中途半端な知識から、菌の譲渡や

培養を繰り返すことでもしかしたら乳酸菌以外の雑菌の繁殖があるかもしれないという

心配があるわけです。

で、そんな時にTGGヨーグルトの作り方を知ったので作ってみました。

TGGヨーグルトって、響きはカッコいいですが「豆乳グルグルヨーグルト」の略です。

笑)カワイイ…


さて、ウチは両親が黒米を作っているので黒米(玄米)でやってみました。

黒米10gが豆乳に浸るくらい。黒米なので特有の濃い紫色がでてます。


今回は時短のためヨーグルトメーカーで保温37度


 5時間くらいでブツブツ塊ができてきたのでさらに豆乳を追加↓


しばらく4~5時間保温しているとさらにブツブツ分離。泡がでています。


これを種菌の完成と見て、更に豆乳を継ぎ足し500mlとしました。
この時上に出ていた泡を取り除き更に保温し続けました。


っと、3~4時間後すでに固まっているではないか!


 スプーンで少し中の様子を見ようとしたら、ブクブクを泡が…

「何見てんだよ~」って言ってるくらいの勢いでした。

これは十分反応してくれたようなので、

「ご苦労であった、とりあえず君たち眠ってくれたまえ。」と言い聞かせながら

容器ごと冷蔵庫へ。


ちょっとお味見してみたよ。

食感はブツブツ分離しているけど下の上でやわらかくとけるのでまあOKかな。

お味は、あんまり酸っぱくない。個人的にはもう少し酸っぱくてもいいかも。

普通のヨーグルトもそうだけど、プレーンは食べづらいので結局はちみつで

ごまかし…。






↑上記の冷蔵庫に入れたヨーグルトのホエイを大さじ2ほどとって新たに豆乳150cc

程度で常温培養したヨーグルト。

わずか2~3時間で固まりまりました。しかも常温(25度程度)

は、早い! 大さじ1でも十分だったかも。



次は普通の玄米でやってみたいとお思いま~す!




しかし、結論から言うと普通の牛乳由来のヨーグルトの方が美味しいです(笑)

(↑それ言っちゃあ…)

マクロビとか、精進料理とか、動物性食品に見立ててつくるメニューが多いけど

味気ないので美味しいとは言い難いものが多い。

ただ健康にいいことは間違いないので、結構頭で食べてる事が多いと思う。

中には本当に美味しいと思うものもあるので、そういう料理が作れる人になれたら

いいですね~。